これはどういうことなのか?
思わせるようなこの形。
エイリアンの頭蓋骨!?
ロシア中央部にある都市、チェリャビンスク。
この都市の近くの古代遺跡アルカイムで、エイリアンのものではないかと思うような頭蓋骨が見つかった。
後頭部が細長くせり出しおり、よくイメージで見る宇宙人「グレイ」を連想させるようなものだ。
これにUFOフリークやエイリアン愛好家たちがザワついている。
宇宙人じゃなくて古代の風習!?
考古学者によると、この頭蓋骨は2000年前のものらしい。
研究者マリア・マクロヴァ氏の見解によると、現在のロシア南部、ウクライナ、ガザフスタンに位置する地域に住んでいた「Sarmati」という部族の女性である可能性があるらしい。
この部族は、幼少時に細長い頭にする風習があったようだ。
乳幼児の頭部を縄で縛りあげるという荒々しい方法だった。
そんな風習で作られたのが今回の頭蓋骨かもしれないとか。
実はこのような頭蓋骨は他の地域でも見つかっている。
メキシコでも発見され「ヘッド・バインディング」と呼ばれており、古代マヤ人の風習だったようだ。
民族の違いや、地位を示すために人為的に作られたのだとか。
このような風習は「頭蓋変形」と呼ばれ、めずらしいことではない。
そうである一方、遺伝情報が人類とは違うDNA判定になったものもある。
「パラカスの頭蓋骨」というもので、もしかしたらエイリアンの可能性もゼロとは言えないケースもある。
今回発見されたアルカイム遺跡も実は謎が多い。
この遺跡が1987年に発見された時は、紀元前17~18世紀ごろ、つまり約4000年も前に建てられたと言われた。
そのため、ロシアのストーンヘンジとも呼ばれた。
他にも古代天文台でありながら、ふさわしくない大きな石の壁に守られた要塞都市だったようだ。
しかも、渦巻き状に二重に円形を描いており、円の内側に集合住宅が並んでおり、防衛用だったとしたらかなり強固な作りだったようだ。
それが防衛目的なのか、宗教上の理由なのかは分からない。
とにかく謎が多い部族で、変形頭蓋骨をはじめ、ますます謎は深まるばかりだ。
出典:トカナ
出典:トカナ
もしDNA鑑定で人間のものではない結果が出たとしたら、人類は太古で宇宙人と関係を持っていたのかもしれません。
そんな想像をするとロマンに満ちた話ですね!
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