1968年5月、イギリスのスコットウッドでの事。
マリー・ベルという少女が4歳のマーティン・ブラウンと、3歳のブライアン・ホーを絞殺した事件が発生。
事件が発生した当初、マーティンは誰もいない廃屋で死んでいた事、ブライアンの首に絞め殺したとされる跡がなかった事で事故とされていた。
その後マリー・ベルが書いたとされる犯行予告とも取れる紙片が見つかったのと、誕生日に誕生カードをくれなかった相手を絞め殺そうとした事例もあって逮捕された。
1978年5月、アメリカのニューヨーク州での事。
15歳のウィリー・ボスケットが銃を使って強盗殺人を行う。
さらにその8日後に銃を撃った相手から金品を巻き上げる強盗事件を行う。
この2件の強盗と殺人罪で1度は5年の刑期を言い渡される。
これは当時の少年法では最も長い刑期だったが、一般市民からの抗議が殺到したことによって少年法を改正。
13歳以上も成人と同等の罰を受けることが決まり、ボスケットは終身刑の判決を受けることになった。
ブラジルのサンパウロでの事。当時13歳の少年が両親と叔母と祖母の4人を銃で射殺後に自殺した事件。
4人の被害者はベッドに横たわった状態で頭を撃たれているのを確認。
また少年のこめかみに銃痕があったために自殺とされた。
少年は「悪魔の棲む家」という家族をライフルで殺害するシーンのある映画にインスピレーションを受けていたとの事。
しかし少年には扱いの難しい重い銃が使われた事や、右利きなのに左手で銃を持って自殺したなどと不可解な点も残っている。
2006年4月、カナダのアルバーダ州での事。
当時12歳の少女と当時23歳のジェレミー・スティンクが少女の両親と弟を殺害した事件。
少女の両親がスティンクとの交際を認めなかったことが原因。
スティングが両親を殺害したのちに、少女に弟を殺すように指示した。
少女が弟を一刺しした後にスティンクが喉を切って殺害した。
2011年、アメリカの南フロリダ州での事。
12歳の少年が2歳の弟を殴打し、殺害した事件。
また5歳の弟にも性的虐待をしていたことが後にわかる。
彼は2歳の時にほぼ裸の状態でフロリダのストリートをさまよっていた。
祖母がコカイン中毒、母は14歳で行方不明、父親からは性的な虐待を受けていたとの事。
2001年11月アメリカのフロリダ州での事。住宅街ので火災が起こった。
消防車が駆けつけると家から2人の兄弟が外へと飛び出してきた。
鎮火後にベッドで遺体となって兄弟の父親が発見され事故死と思われた。
しかし実際には父親は頭がい骨を割られていて、殺害された事が分かった。
兄が父親が眠りに着いた頃を見計らって金属バットで何度も殴打して殺害。証拠を消すために放火した。
2人は同性愛の関係を持っている事が後の調査で分かり、それを認めなかった父親を殺害したと考えられている。
2004年6月の事、11歳の少女Tがクラスメイトの腕や喉をカッターで切り裂いて殺害した事件が発生した。
原因は少女Tに対する悪口をクラスメイトがネット上に書き込んでいたからと本人が語っている。
1993年2月、イギリスでの事。
当時10歳のジョン・ヴェナブレスとロバート・トンプソンの2人の少年が2歳の幼児を誘拐して殺害した事件。
2人はショッピングセンターの外で母親を待つ女児を誘拐し、そこから4キロ離れた水路まで連れて行った。
そこで殴る蹴るの暴行だけでは飽き足らず、列車の線路に運んでレールの上に放置した。
後日発見された女児の遺体は列車ではねられた状態で見つかったが、口には乾電池が詰め込まれていて、顔には青いペンキが塗られていたという。
逮捕後の2人はこれについて「ただそうしたかっただけ」と答えている。
凶悪な事件としてイギリスでは話題になり、2人に対しては終身刑にすべきという声も多く集まったがその声は届かず、2001年に2人は釈放されている。
少年少女が起こす事件というのは日本のみならず海外にも多数あります。
その注目度は高く、時には少年に対する社会のあり方が変わる様な事件もあります。
次の時代を担う若い子たちが健やかに暮らせる環境が非常に大事だと思わされますね。
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