うちの学校のバスケット部は自慢じゃないがエースが二人もいる。
Mは身長1メートル90cmの長身で、
Nは小さくて1メートル58cmだけど
小柄な体を活かした動きが得意、
二人は親友同志でも会った、ところが・・・。「マネージャー、N来ていない?」
「まだだけど」
悲鳴が起こったのはその後だった、
Nが部室の横にある空き小屋で死んでいた。何も置いていないガランとした唯一棚だけ
小屋の中でNがうつぶせになって死んでいた。
「何でこんなことに」
「棚に何かある・・・」
Mがそういった、Mが背伸びをして棚に手を伸ばすと小瓶と封書があった。
顧問の先生が来たので封書を見てもらうとNの遺書だという、
ワープロ書きで・・。『やっぱり俺みたいなチビには無理だったんだ』
こう書かれていた、つまりNは自殺・・・・。
Mはずっと泣いていた。
「俺と一緒にインターハイ目指すんじゃなかったのかよ!?」
みんなも泣いていた、何で自殺なんてするんだよ・・・・。
あなたにはこの意味が分かりますか ?
意味が分かると、背筋が凍ります…
【次へ進む】を押すと続きが読めま すが、
怖いのが苦手な人は読まないで下さい…
【 解説 】
『Mが背伸びをして棚に手を伸ばすと小瓶と封書があった』
Mは1m90cm
Nは1m58cm
である。ここまで身長差があるにも関わらず、
Mが背伸びをしなければ取れない場所に、
Nが置けるはずもない。台を持ったら置くことはできるだろうが、
そうなると毒を飲んでから
その台をわざわざ片付けたりはしないだろう。そもそも
『何も置いていないガランとした唯一棚だけ』
から台なんてものはないはずである。
そして、Nが棚の高い位置に置く理由も特にない。となると、MがNを毒殺し、
瓶と封書を棚に置いたということだろう。動機はマネージャーの取り合いとか、
それが殺した理由だったりするのだろうか…。
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