私の夫は親の勧めで見合いで結婚したのだが、
とにかく太ることを極端に嫌い「油抜き」の食事を求める。
おかげで我が家の食卓は
「蒸し野菜」「サラダ」
ばかりだ。
前は肉は脂肪を取ったり油揚げも油抜きをよくして調整していたのだが
夫はそれさえ許さなくなった・・・殴られることも有る。
油さえなければいいんでしょ・・・。
数日後
「旦那さんお気の毒だったわね・・・」
「車が壊れて事故を起こすなんて」
「でもアレぐらいのゆるい坂ならブレーキかければ」
「あせっていたんじゃないの?」
夫の葬儀中近所の奥さんたちがいろいろ言っている・・・。
まぁいいや・・・これからはまともな食事も作れるしお金も入るし
夫が望んだ「油抜き」をしただけだし。
あなたにはこの意味が分かりますか?
意味が分かると、背筋が凍ります…
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怖いのが苦手な人は読まないで下さい…
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【解説】
『油抜き』
ということで、車のブレーキオイルでも抜いたのだろう。
そのためブレーキがかからず事故にあった。
徹底的に『油抜き』を行うのであれば、
ガソリンも抜くはず。
なのに、車は動いている。
ソーラーカーだったのだろうか…。
まぁ、徹底的に『油抜き』をしたわけではなく、
「油抜きを夫が望んでいたから」という言い訳を胸に
ブレーキオイルだけ抜いて夫を殺したのだろう。
ただ、『アレぐらいのゆるい坂』で
ブレーキが効かなかったくらいで
死ぬような事故が起きるだろうか…?
と、疑問になってしまうところである。
それにしても、近所の奥様方、
葬儀中に聞こえるような声で、
旦那さんの事故について話すのは
さすがに非常識では…
語り手に細工をされたから引き起こされた事故だと
睨んでる奥様でもいたのかなぁ。
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