高圧線が男性の顔に接触するという大事故がありました。
この事故で、男性の命は助かったものの、本来あるはずの顔をほとんど失ってしまいます。
その顔は、お世辞にも人間とは思えないようなもの・・・。
しかし、この男性は、顔を失ったことよりも何よりも悲しいことがあったそう。
その悲しみとは一体何なのか？？
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建設作業員の男性、ダラス・ウィーンズ。
教会の壁塗りの作業中、高圧線が顔に触れてしまうという大事故に遭ってしまいます。
事故前のダラス
出典：Bazzoo
この事故で顔に大やけどを負っただけでなく、意識不明に。
その後何十回もの手術が行われ、命は助かりましたが、顔のほとんどを失ってしまうという結果になってしまいました。
それはお世辞にも人間とは言えないようなもの。
事故後のダラス
出典：Bazzoo
目も鼻も口も失ってしまいましたが、それでもダラスは「命が助かった」ことに感謝していました。
しかし、そんな彼が1つだけ悲しかったことがあったそう。
それは、
「最愛の娘にキスができないこと」
娘がダラスにキスをしてくれても、それを感じることができない。
娘にキスしたくても、目も口もないためできない。
ある時、そんなダラスに顔面移植の話が持ち掛けられます。
手術が成功するかどうかも分からない状態でしたが、ダラスはこの手術を受けることを決意。
そして、その結果無事顔を手に入れることができたのです。
顔面移植手術後のダラス
出典：Bazzoo
出典：youtube
しかも、筋肉や神経なども移植されたため、見た目だけでなく実際にそれを動かすことも感じることもできるというのです。
手術後ダラスはリハビリに励み、話したり表情を作ったりすることがずいぶんできるようになりました。
出典：youtube
ただ、視力は戻らなかっため、娘の姿を見ることはできませんでしたが、娘にはたくさんキスしてあげられるようになったダラス。
そんなダラスに娘は、
「パパ、とってもハンサム！」
出典：Bazzoo
出典：Bazzoo
ダラスにとっては何よりのプレゼントでした。
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命が助かったとはいえ、元の顔が無くなってしまうことは悲しいこと。
しかし、ダラスも、またその娘も、ダラスの命があることに感謝しています。
本当に素晴らしい・・・。
そして無事娘にキスできるようになって本当に良かったです。
この親子のこれからの幸せを願います。
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