【オカルト】自分ではない他人の思い出が残っている男の告白
怖い話 15年07月10日20時49分
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この事は親にも話した。そのせいで、親戚が俺に昔から変な名前を吹き込んでいるんじゃないかと問題になったりもした。
それから中学にあがるまでは何事も無かった。
その問題の頃から、俺は自分の名前を書いたり言ったりする時に意識して自分の名前を言うようにしていた。
俺の中の「佐藤大樹」という謎の人物は消え去った。中学の頃、ばあちゃんが亡くなった。
葬式の時、顔も見た事が無いような親戚に大きくなったね~等いろいろ言われた。うぜぇ
その席で、我が家でタブーとされていた話題を酔っ払った親父が話したらしい。「佐藤大樹」の事だ。多重人格?
その話聞いた一人の親戚が、口を挟んだらしい
「俺の親戚も亡くなった佐藤大樹って奴が居たんだよ。葬式はこんなに人来なかったけどなwwww」
言い方は絶対違うだろうけど俺は聞いてないから知らんここからが大きなポイントだった。
我が家でタブーとされていた。特に俺に対してその名前を出すのは本当にタブーだった名前。
これまた酔っ払った親父がその日に、俺に親戚から聞いた話をざっくりと説明してくれた。その親父の話を聞いて、俺の中で「佐藤大樹」が蘇った。
そして以後の家族関係は崩壊したうんうんそれでそれで
俺は家に帰って厨二心に佐藤大樹の事を思い出していた。
俺は生まれ変わりなのか?特別なのか?親戚の親戚。遠くは無く近くも無い。しかし佐藤大樹が存在していて、死んでいった。
厨二心には良い餌だった。気になってしかた無い。
でも親父にその話を詳しく聞く訳にもいかない。
無駄な心配はかけたくなかった。
それからまもなく、最悪のタイミングで反抗期って奴が来た。俺はなににでも反抗したかった。
その時大きい燃料だったのが 佐藤大樹 だった。
俺の自由な意志を潰したー だのなんだの意味の分からない事を言ってとにかく反抗しまくった。そんな事をやっていたある時、親父が切れた。
「そんなに佐藤大樹が気になるならとことこ調べればいいだろうが!。亡くなった親戚を自分の生まれ変わりだとか、失礼にもほどがあるぞ!。」
そんな言葉を飛ばした後、佐藤大樹を知る親戚の名前と電話番号が書かれた紙を投げつけられた。俺は泣いた。
親父が切れた事ではなく、絶対に出してはいけない話題を武器にして反抗していた俺がアホらしくてしょうがなかった。