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なぜ穴の奥に進む気になったかというと、その穴は斜め下に向かっているにもかかわらず、奥の方が暗闇ではなかったからです。
少し降りてみると、明らかに前方から光が漏れているのが確認できました。
その時点ですでに???の心境でした。
その穴を5mほど進んでいったら、なぜか板壁に突き当たりその隙間から這い出てみると、森の中の腐りかかった社の縁の下だった。
振り返って出てきた板壁を見ると、何十枚と色褪せたお札が貼られていた。
混乱した俺はとりあえず泣き叫びながら山を下った。
幸い少し降りた所で舗装された道路に出たので、そこを辿って町の交番に駆け込んだ。
不思議だったのは警察官たちの対応が素早かった事。
支離滅裂な俺の言葉を遮っては住所氏名を確認し、テキパキと迎えの手配を済ませた。
落ち着いた頃にいったい何が起こったのか尋ねてみたが、わからん謎だの一点張り。
それは両親が聞いても同じ事だった。
警官たちの反応を見ると、どうやら同じことが何回も起きているようですね…。
自分の身には起きてほしくないです。